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zoom RSS 岩手・宮城内陸地震

<<   作成日時 : 2008/06/15 23:47   >>

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昨日、東北地方で起きた大きな地震について、現時点で分かる範囲のことを交えて簡単に書いてみます。

この地震があったことを私が知ったのは、その日の夕方近くになってからでした。
ちょうど表を歩いていたために地震には気づかず、その後娘から「学校にいるとき地震があったね」と言われたときにも、自分が感じなかったので「大した震度ではなかったんだな」と思ったきりでした。
その後、TV等もずっと見てなかったため、ネットのニュースに気づいたのが最初でした。

最大震度6強。震源の深さは8kmで、マグニチュードは7.2。
しかし今後、この「震度6強」の表現が見直されるときはあるんでしょうか。
阪神淡路大震災のときの「兵庫県南部地震」はマグニチュード7.3でしたから、それよりやや小さい数字ですが、震源深さは浅いので(兵庫県南部地震は16km)、地表面での揺れの強さは匹敵するか、むしろ強かったのではないかと考えています。

今日現在で、死者9人、行方不明者13人。
阪神大震災に比べると、この数字自体は確かに小さいのですが、いくつか考えられるのは:

○人口や建物の密集度の差

○宮城県周辺は、1978年の宮城県沖地震など多くの地震で教訓を得ており、丈夫な建物が多かった

○東北地方は雪国なので、大雪の荷重に耐えるよう建物も堅固に造られており、地震に対しても強さを発揮できた

といったあたりでしょうか。

昨日の夕刊には、完全に崩落した道路橋の一部の写真がでっかく掲載されており、地震の大きさを物語っていました。
ただ、多少不謹慎かもしれませんが、壊れ方が教科書に出てきそうな三点ヒンジだったことには、構造設計に携わる者として強い関心を覚えました。内陸で発生した直下型地震だったので、かなり上下動も強かったことでしょう。

通常の建築物なら不静定次数が高く、ああいった壊れ方はしないと思いますが、逆に言えば高架式の道路や線路、橋などと言った不静定次数の高くない構造物は、安全率をもっと上げるべきではないか?とも思いました。(とは言え道路が建造された時期も不明ですし、そもそも土木の構造基準には詳しくないので、ひょっとしたら的はずれなのかもしれませんが)

防災科学技術研究所の発表によれば、今回の地震で観測された最大加速度は、2004年に起きた新潟県中越地震の2515.4Gal(ガル、cm/sec^2)を大きく超える4022Galだったとのこと。
ただ、この数字を単純に鵜呑みにして阪神の時の数字(観測された最大加速度は神戸海洋気象台記録の820Gal)などと直接比較するのはあまり意味がないことだと思うので注意が必要です。

(経験工学としての建築構造の立場からすると、兵庫県南部地震のときに比べて「5倍の加速度」(あるいは「5倍の威力」)に結びつくことは考えづらく、むしろ震源から観測点までの距離や観測点周辺の地盤の性質、機械の精度の向上など、色々な要素が作用した結果と考えられるのではないかと思います。むしろそうでなければ、それこそもっと沢山の家や建物が壊れてしまう)



最後になりますが、亡くなった方のご冥福をお祈りすると共に、行方不明者の一刻も早い発見と、被災地の一日でも早い復興を願って止みません。
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