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zoom RSS 一週間が長い……

<<   作成日時 : 2007/07/06 22:13   >>

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先月、正確に言えば6月20日から、遂に改正された建築基準法が施行されました。
それと同時に、構造計算書の中身や、建築の設計図(構造だけでなく意匠、設備、電気関係の図面も含む)の内容に関する事細かな指示を出した告示が、さんざん引っ張った末、法施行ぎりぎり当日の6/20に公布されたわけですが。

細かいことを説明すると長くなるので省きますが、実際のところ、か〜な〜りダメダメというか、非本質的かつ現状の実態に即していない部分が多く……

一方で、建築の工期はオープン時期で押さえられていることがほとんどで、そこから逆算して着工時期というのは待ったなしに迫ってくるわけです。
当然、確認申請(建設する許可を得るための申請)も、しなくちゃならないわけです、が。

そこへ、申請するための書類の書き方を示した告示が、大きな足かせになっています。

法律の条文(告示)というのは、その厳密な解釈が問題となります。
そして、字義通りにそれを読むと、今までとはかけ離れたレベルの細かい図面や計算が要求されることになってしまっているのです。
言い方がいささか抽象的になりますが、本来個別の枠を設けるべき建築構造の構成要素を、条文という小さな枠でひとまとめにして括っちゃったために、その告示を作るために議論していた技術者たちの本来の意図とは、どうやらかけ離れたところに着地しちゃってるんですね。

それは分かっているのに、条文になってしまったがために、これが金科玉条とならざるを得ない。確認検査機関としても、実情に即していないことは重々分かっていながら、聞かれれば「法律に則して」としか言えない状況です。

とは言いながら、本気でそれを突き詰めようとしたら、今のスケジュールは全く成り立たなくなってしまいます。
これは決して設計者だけの問題ではなく、また建築業界だけの問題でもなく、それらの建物を建てることを必要としている人たちすべての問題になってきます。
大きな言い方をすれば、この国の経済全体に関わる問題になりかねません。いえ、このままだと確実になるでしょう。

したがって、その「落としどころ」が問題になるのですが……

先に述べたように、行政庁を含む確認検査機関は、その答えを持っていません。

つまり、ぶっちゃけて言えば
「誰も答えを知らない問題の解答」を作らなくてはならない状況
が、6/20からこっち、ずっと続いているのが、私の周辺の現状です。

これがクリエイティブな話だったら、まだやる気も起きるんでしょうが……
単なる書類上の話とか、どう考えても非本質的な話なだけに、モチベーションを維持するのも難しいです。

当初6月末に確認申請を提出予定だった物件も、この件を含む様々な事柄が重なって延び延びになり、提出は今月半ば以降になりそうです。

間の悪いことに、それとほぼ同時に提出予定の物件も抱えているため、正直言って頭の中は大混乱しています。

そんな状況の中、さらに新しい物件まで急な動きを見せており……

やらなければならないことが多すぎて、どこから手を付けたらいいのやら。
しかも、やってもやってもやることがある状態が続くので、自分が道程のどこまできているのかすら分からなくなっています。

でも一番の悩みの種は、

あまりに多くの「やるべきこと」に紛れて、「絶対にやらなくてはならないこと」が、どこかにこぼれ落ちてないか?

だったりします。

以上、現状報告&愚痴でした(^_^;)
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
えーと整理すると
実情に即した建築に必要な書類⇒確認検査には提出しない
実情に合わない細かな計算書や設計図⇒確認検査に提出
と考えていいのかな?
すると審査担当者は実情に合わない細かな計算書や設計図で
何処まで今までより確かな審査が出来ると判断したのかな?
改定前だって相当ややっこしくてぶ厚い計算書とかあったんでしょう?
それでも見落としとか偽造を見抜けなかったんだから
量を増やしてもどうにもならないと思うけどなぁ
とにかくがんばってください
としか言いようが無いです
栗太郎
2007/07/06 23:07
>栗太郎さん
こんな愚痴日記にコメントありがとうです(^_^;)。
ちょっと言葉足らずでしたが、「実情に合わない」というのはそういう意味ではなくて、一口に言えば

「建物の施工が始まってからでないと詳細が決められない事細かな事柄まで、設計段階で決めて書いておけと言ってる」

ってことです。
これは確かに正論ではあるんですが、日本の実情では(特に設備絡みだと)様々な設備機器のメーカーなどは施工に入ってから施工会社が決めており、当然ながらメーカーが変わればサイズも重量も変わってきたりするんですね。
だから、現場が始まってからでないと書けない図面(極論すれば書いても無駄になる図面)もあると。
今はまだ着工前の段階でゴタゴタしている状態ですが、これが着工すればそれで終わりかというと全然そうではなく、上のような設備絡みや施工から生じた必要性(例えば工事用の重機に対応するための補強とか、杭の施工誤差から構造安全性上必要となる補強とか)を提出する段になってくると、問題はより大きくなってくると思います。(なぜ大きくなるかは長くなるので今は割愛。本文に追記するかもしれません)
Radcliffe
2007/07/06 23:17

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