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<<   作成日時 : 2007/05/16 19:49   >>

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asahi.comより『果実酒の提供なぜダメ? 北海道・ニセコのペンション』

 北海道ニセコ町のペンションが自家製の果実酒を宿泊客らに有料で提供していたところ、札幌北税務署から酒税法違反に当たるとして、没収・廃棄処分の行政指導を通告されていたことがわかった。27年前の開業当初から続けており、ノウハウ本も出しているオーナーの池田郁郎さん(53)は「同様の提供はあちこちで行われている。実態に合わぬ酒税法を考え直すべきで、自ら廃棄はできない」と困惑している。

 池田さんが造っているのは一般の梅酒と同様に果実を焼酎などに漬け込んだ飲み物。「どぶろく」などと違い、アルコール醸造はしていない。しかし、酒税法はこうした果実酒でも、自分や同居家族以外の他人に提供すれば、有償、無償を問わず違反と定めている。

 ただ、実際には他人に分けたり、商売に利用したりする人は多い。池田さんはナナカマドやライムなどで造った100種余りの果実酒をワイングラス1杯300円で提供してきた。そのことを話題に地元テレビにも時々出演していた。

 池田さんは「ホームページなどで果実酒の話題を掲載していたので、チェックされたのかも知れない。だが、世の中の実態に合わない法律こそ見直されるべきだ」と納得しきれない様子。一方の札幌国税局は「造るには製造免許が必要」とし、同ペンションを特に行政指導した理由については「個別案件にはノーコメント」としている。

自家製の梅酒とかヤマモモ酒とかコーヒー焼酎とか、結構私の実家でも漬けてますが。
他人に提供すると有償・無償を問わず違反とは知らなんだ。

記事には「同居家族以外の他人に」と書いてありますが……
はて、我々のような「同居してない家族」がいただくのは違反なりや否や(笑)

揚げ足取りはともかく、この法律の成因を考えてみると。
金を取るのがダメってんなら、有償の場合のみに限って税金を徴収されるとか罰則があるとかってことになるんでしょうけど、「有償・無償問わず」ってあたりから考えて、要するに衛生上の問題を心配してるってことなんでしょうね。

まあ、そういう具合に理屈は分かるんですが、このペンションオーナーの「実態に合わない法律こそ見直されるべき」という意見にも、頷けるところはありますな。

ちょっと前に、ライブハウスのオーナー自ら演奏していたら著作権協会から訴えられて刑事裁判になっちゃったって話もありましたけど、どことなく同根のものを感じるなあ。

まあ、後者の場合は「それでよほどの荒稼ぎしてたってんならともかく、ちょっとぐらい大目に見てやってもいいんじゃないの」と思いましたが、今回の話が衛生上の問題から攻めてこられるとすると、そう簡単に「大目に見てよ」とも言いにくいところはありますねえ。
現実問題として、そういう問題が起きる可能性は非常に低いとは思うけれど、まったく起きないとは言えないだけに。

さてさて、この問題、この後どんな風に展開していくのか。
ちょっと注目してみたいです。
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コメント(5件)

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私も詳しくは知りませんが、たとえ無償でもだめなのは、なければお金をだして飲むのんべからとれる税金をみすみす逃すからで、決して衛生上心配してなんてものじゃないと思いますが・・・。お上はそれほど国民に親切じゃないと思いますけど。(笑)
今のところ法律がそうなら、守る以外ないでしょうね。変えたいと思う人が多ければともかく、どーでもいい人の方が圧倒的に多そうだし。
そのペンションの方もお酒作りの免許をとる(簡単にいくのだろうか?)か、どこかから仕入れるかするしかないでしょうね。捨てるのもったいないですもんね。あとは家族で消費?
農学部などでお酒作りの実習してできた酒も、廃棄しなくちゃいけないことになってるときいたことがあります。ま、内部関係者の胃袋に廃棄されたりしてるのかもしれませんが・・・その辺はわかりません。

たぶん同居以外の家族でも帰省したときにだされて飲むのは、厳密にいえば違反なのかもしれないですけど、そこまでチェックする人なんていないし、わからないからいいのではないでしょうか。むしろ飲酒運転とかの方が大問題だと思いますし。(^^;)
ひろぽ
2007/05/16 22:03
実家ではよく山葡萄を漬けていました。山葡萄狩り自体が家族の
レクレーション。子供だったので出来上がった酒には興味なかっ
たけど。

それはさておき。

酒税法を改正するとなると国会議員や所轄官庁に動いてもらわ
にゃならんけど、何年かかる事やら。どぶろく特区のような特
区制定なら、地元自治体が動いてくれれば早目に実現可能なの
かな。

…いや、酒税法だ、酒税法。発泡酒がらみで頻繁に法改正して
るじゃないか。果実酒の改正も、その気になればすぐ出来るん
じゃないかな。
やまがた
2007/05/17 03:31
>ひろぽさん
私がここで問題にしてるのは「建前論」なんですよ。
「衛生の心配がある」という建前論を以て国に命令されたら、言われた側は守るしかないわけで。
で、その「建前論」を持ち出された方はと言えば、「じゃあ世間的に自宅で作られてる梅酒を全部没収するんだな」と開き直りたくもなるわけで。
ペンション主が言ってる「実態に合わない」ってのは、そういう意味だと思うわけです。

>やまがたさん
確かに酒税法って、しょっちゅう改正されてる印象がありますねえ。
後は、このペンションオーナー氏の政治力次第か。
Radcliffe
2007/05/17 18:53
一年前のにコメントして読んでもらえるんだろうか (^x^

先週、仕事で札幌へ行きまして、ついでに実家に寄ったときにこの話題が出ました。どうやら解決したらしいのだけれども、後でネットを探してもニュースソースが出てこない。
かろうじて見つけたのがこの辺り。
http://goldheart.blog65.fc2.com/blog-entry-737.html
http://blog.m3.com/northcosmos/20070508/2

一年で解決するとは、法改正にしちゃえらい速いんでないかな。とりあえずメデタシメデタシと。
たぶん北海道内ではそれなりに話題になったと思うんだけど、自分は一ヶ月以上知らなかったよ。問題編は話題になったのに、解決編は報道されてないのかね。
やまがた@千葉県
2008/06/24 02:15
>やまがたさん
続報ありがとうございます。
きちんとした形で法改正されてるんだとしたら目出度いことですが、報道された記憶はまるでないですねえ。
Radcliffe
2008/06/24 22:57

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