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zoom RSS ウルトラマンメビウス:第50回

<<   作成日時 : 2007/04/01 00:24   >>

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最終三部作、ついに完結!
「心からの言葉」
ウルトラマンメビウス。1年間、本当にありがとう!!!

冒頭、前回からの引き。
ザムシャーの剣を手に、最後の一太刀をエンペラに浴びせ、メビウスと地球をリュウに託して消えるウルトラマンヒカリ=セリザワ。
叫びながら突っ込んでいくリュウ、そこに浴びせられるエンペラの波動。
爆散するリュウのガンクルセイダー。
リュウの名を絶叫するミライ。

そして、完全に燃え尽きた太陽……

おおっ、今回はついにオープニングなしか〜〜。

「よくも大切な人を……っ!!!」
怒りと悲しみとを露わに、エンペラをにらむミライ。
だが……

『ミライ、オレなら生きてるぜ』

暗雲を割り、まばゆく射し込む光。
その眩しさに、エンペラも思わず手をかざして光を避けるほどに……

そして、その光の中から現れたのは……

マリナ「ウルトラマンヒカリ……!!」
ミライ「リュウさん……!!」

リュウがセリザワからナイトブレスを受け継いだ……!!!



リュウがナイトブレスを受け継いだことで、「ウルトラマンネクサス」を思い出した人も多かったでしょう。
最初から分かっていたことでしたが、ネクサスがテーマにしていたのは「絆」。そして、メビウスという作品もまた「絆」をテーマにした作品でした。
恐らく、敢えて同じテーマを据えた時点で、スタッフには「ネクサス」のリベンジという想いがあっただろうと思います。

賛否両論あるかもしれませんが、私は今回のリベンジは成功だったと思いますし、「ネクサス」における描き方よりも、ずっと「ウルトラヒーロー」らしい描き方がされていたという点で、素晴らしかったと思います。



リュウ『そう簡単に死んでたまるか。セリザワ隊長に頼まれたんだ。お前のこと、地球のことを!』

そう語りながら、ナイトブレードをゆっくりと抜き放っていくヒカリ=リュウ。

雄叫びをあげ、エンペラに突っ込んでいく。

だが、エンペラの念動に阻まれ、がむしゃらにブレードを振り回すヒカリ。
このがむしゃらさ、闇雲な戦いぶりが、リュウらしさを感じさせるアクション演出。

リュウのピンチを見過ごせず、飛び出そうとするミライを必死に両脇から止めるジョージとマリナ。

マリナ「ミライくん、無茶よ!」
ジョージ「今のお前はもう!」
ミライ「だけど、このままじゃ!!」

エンペラの圧倒的な攻撃の前に、あっという間に赤く点滅を始めるヒカリのカラータイマー……

ミライの身体がまばゆく輝きを放ち……



一方、激しい爆発に包まれるヒカリ!



一瞬、メビウスの輪が過ぎる……



そして静寂。



ヒカリの姿が消えている……?
あたりを見回すエンペラ。



画面を鋭く過ぎる、メビウスの瞳の輝き。



勇壮な出現のテーマBGMと共に、現れたメビウスがヒカリに肩を貸している……!!



このシーンのカット割りにはゾクゾクしました!!



カコ「変身する力なんて、もう残ってないはずなのに……」
サコミズ「ミライが言っていた……最後まであきらめず、不可能を可能にする……それがウルトラマンだって……!」



うなずきあい、メビュームシュートとナイトシュートを合体させてエンペラに放つメビウス&ヒカリ。だが、エンペラはその輝きをマントで包み込むようにして取り込み、無効化してしまう。

エンペラ「まだ刃向かう力があるとはな! たわむれに仕向けた四天王を退けただけのことはある。しかし! もう終わりだ!!」

暗雲から稲光が迸り、エンペラの右の掌に集められたかと思うと、そのエネルギーを今までで最高に強力な波動の剣に変えて、エンペラはそれをメビウス一人に向けて放つ!!
苦しむメビウス。咄嗟にかばいに入ろうとするヒカリだが、エンペラはそれを左手から放った波動で牽制する。近づけないヒカリ。

そして、衝撃の瞬間が………!!!



目の前で起きたことが信じられないかのように、思わず身を乗り出す基地のクルーたち。

エンペラ「分かっただろう……ウルトラの一族は決して予には勝てぬ事を……」



ミサキ「カラータイマーが……!!」


明滅がどんどん早くなっていくヒカリのカラータイマー。

リュウ『てめえ……ミライに……なにしやがっ……た…………』

前のめりに崩れ落ちながら消えていくヒカリの姿。



波動で砕けたフェニックスネストの壁の縁に片足をかけて身を乗り出すようにしながら、エンペラをにらみつけるトリヤマ補佐官。

トリヤマ「私は……誰一人犠牲者を出さぬと言ったっ!! すぐに救助をっ!!!」

この絶望的な状況でも、決して屈しない強さを持っている。
やはりトリヤマさんも、だてに補佐官をやっているわけではなかった!!

無言でうなずき、駆け出していくマリナとジョージ。
ミサキ女史は「貴方達も……!」と、テッペイとコノミにも出動を促す。
「でもぼくたちがここを離れたら……」と逡巡するテッペイに、額の傷を押さえながらマルが叫ぶ。
「大丈夫! ……ここは、私たちの思い出の場所でもあるんだ!!」



マルさんといいトリヤマさんといい、まさに鬼気迫る迫真の演技。
思えばこの人たちには散々笑わせてもらったけれど、その分最後には思いっきり泣かされました。ありがとう、石井さん、まいどさん。



一方のエンペラは、勝ち誇り、その場にはいないウルトラの父に向かって憎々しげに言葉を吐く。

エンペラ「悔しかろう! ウルトラの父。かけがえのない星、貴様らがそう呼ぶこの星の未来も、今潰えた!!」



ジョージとマリナに両脇から抱えられるようにしているリュウ。
そこへ駆けてくるテッペイとコノミ。
「ミライくんは!?」真っ先に聞くテッペイ。だが、誰も応えることができない。あたりに向かって「ミライく〜ん!! ミライく〜〜〜ん!!!」と悲痛な叫びを上げるテッペイ。
その場に跪いたリュウは、悔しそうに呟く。
「また……なんも守れなかった……!!」
その頬を伝い流れ落ちる一筋の涙……
「もう……ミライもいない……」声を震わせるジョージ。
「終わりなんですね……」茫然として呟くコノミ。
「地球も……太陽も……」暗黒の空を見上げるマリナ……



『本当にそう思うか?』

マリナの心に響く声が!!

それまでの哀しげなテーマが一転、静かに盛り上がるドラムロールから壮大なメビウスのメインテーマBGMへと変調していく……!!

マリナ「この声は……!!」

はるか宇宙空間からマリナに語りかけている、ウルトラマンA=北斗星司!!

エース=北斗『君たちになら、聞こえるはずだ。今は側にいなくとも、勝利を信じて共に戦ってきた、仲間の声が!』

マリナ「仲間……!?」

新マン=郷『目を逸らしてはいけない。地球の未来は今、君たちに託されているのだ』

ジョージ「地球の未来……!!」

セブン=ダン『君たち人間がいたから、我々は、どんな強敵とも戦ってこれた。君たちなら、そのことを教えられる』

コノミ「私たちなら……?」

マン=ハヤタ『そして救ってくれ! 弟を……! 君たちが培ってきたものがあれば、必ずや地球は、守り抜ける……!!』

テッペイ「はい、必ず!!!」



四天王との戦いの中、ウルトラ兄弟の一人一人と感応し合ったクルーたち。
その心の会話を、まるで聞いているかのように目を閉じているサコミズ……
やがて顔をあげ、会心の笑みを浮かべる!!



エースのメタリウム光線が!!
セブンのワイドショットが!!
新旧二人のウルトラマンのスペシウム光線が!!
燃え尽きた太陽の殻を焼き、太陽に再び光を取り戻させていく!!!

太陽エネルギーを活力の源としているウルトラヒーローが、燃え尽きた太陽を復活させていく。
一人一人は弱い地球人が、光の戦士であるウルトラヒーローを支え、励ましてきたように。



笑顔を取り戻した4人のクルー。
ジョージは、リュウの肩を叩いて励ます。

ジョージ「リュウ、顔を上げろ!」
テッペイ「守り抜くんです!」
コノミ「ミライくんと一緒に!」
マリナ「聞こえるはずよ! ホラ……」

マリナの言葉が終わると同時に、オープニングテーマのバリエーションBGMが流れ出す中、まるで呼びかけるかのようにリュウの腕に出現するナイトブレス……
そして、まるでそのブレスから聞こえるかのようにリュウに語りかける声が……!!!

ミライ『もう一度力を貸してください! ボクたちの、最後の戦いのために!』

リュウ「ミライ………ミライなのか……!!」

その表情にも笑顔が戻る。



ウルトラ一族が会話をする時と同じ、まばゆい光の中で対峙する、リュウとミライ。

リュウ「おまえ、どうして……!?」
ミライ「ナイトブレスは、奇跡の力を持つ伝説の超人、ウルトラマンキングから授かったものなんです。それに、ヒカリが言ってました。きたるべき戦いの時、このナイトブレスが必要になると」



ナイトブレスは、単にベムスターを倒すためだけに必要なアイテムではなかった!(笑)
いや、こじつけだろうが何だろうが、これは素晴らしいです!!



リュウ「俺たちにはまだ、やれることがあるんだな」
ミライ「(……無言でうなずく)」
リュウ「分かった……一緒にいくぜ!!」


現実の世界に立っているリュウが言う。

リュウ「俺たち……五人も!!!」

円陣を組むようにリュウの周りに集まるクルーたち。

それを知ってか知らずか、天を仰ぎ見るエンペラ。

はるか宇宙空間では、初代マンが、新マンが、スペシウム光線を太陽に浴びせ続けている。



横一列に並んで駆けてくる5人のクルー。
立ち止まり、顔を見合わせ、頷き合う。
リュウはブレスのブレードを少し抜くと、再びぐいっと押し込む。
輝きを放つナイトブレス。
そのまま差し出したリュウの右手に、ひとつひとつ重ねられていくクルーたちの手。
2人、3人、4人、5人……

そして、そこに光り輝くもうひとつの腕が重ねられる……!!

光り輝きながら、最高の笑顔を浮かべているミライの手が……!!!

それを見ているクルーたちの顔も、笑顔、笑顔、笑顔……!!

光るミライの腕に、メビウスブレスが出現する!!!
重ねられた手から光が溢れ、6人の全身を包んでいく。
流れるように、メビウスの輪を何度も描きながら走る光。
やがて、6人全員の身体が光を放ち始める……
そして、ひときわ激しく光り輝くメビウスの輪が宙に描かれる!!

その眩しい光に照らし出されている、フェニックスネストの人々。



サコミズ「GUYS!!! サリーーゴーーーーー!!!!!」

6人「G.I.G!!! メビウーーーース!!!!!」

サコミズ渾身の「サリーゴー!」、そしてそれに呼応して、6人全員が左拳を突き上げる!!



フェニックスブレイブ




……実は昨日買っちゃいましたぁ。てへっ♪



エンペラ「言ったはずだ! ウルトラマンは決して予には勝てぬ!!」

先ほどメビウスを消滅させた波動の剣を、フェニックスブレイブに向けるエンペラ!
しかし、フェニックスブレイブはそれを真っ向から胸板で受け止め、微動だにしない!
逆に波動を弾き返され、拳を痛めて押さえるエンペラ。

ミライ「まだ分からないのか! エンペラ星人!!
 今のボクは、もう一人じゃない!!!」


光の中に並んで立つ、6人のクルーの姿!!

エンペラ「光の者たちよ、なぜ闇を恐れぬ! 全てが静寂に支配された素晴らしい世界を!」



その頃、宇宙では太陽を復活させるためにウルトラ兄弟たちが奮闘していた。
レオ&アストラも加わり、兄弟合体光線を放つ!
そして、エース、セブン!!



そしてフェニックスネスト内では……
緊張感を表すドラムの音と共に、サコミズがタケナカ総議長から渡された謎のキーを取り出している。緊張の面持ちで、それを見つめるサコミズ。

キーを差し込むと現れるレバー。
「ファイナル・メテオール、解禁!!」
サコミズはそう叫び、レバーを押し込む。

暗雲の中に光が走ったかと思うと、その暗雲を貫く一本の矢のように降下してくる巨大な装置が……!!

装置は傘が開くように羽を広げ、ゆっくりと回転を始める。
その装置を見守ろうというのか、駆け出してくるミサキ、トリヤマ、マル、そしてカコとファントン星人。

マル「あれは!?」
ミサキ「あれこそ、スペシウム・エネルギーを増幅できる、ファイナル・メテオール!」
トリヤマ「ファイナル・メテオールですと!?」
ミサキ「メテオールはそもそも、我々人間が……」

ミサキのセリフとシンクロしつつ、会心の笑みを浮かべて誰かに語りかけるように吼えるサコミズの姿がオーバーラップする。

サコミズ「……我々人間が、ウルトラマンの心に応えるためのもの!
  ……そう、この日のためにあったものだ!!」


ファイナル・メテオールは、回転しながらフェニックスブレイブとエンペラの間の中空に静止する。

サコミズ「みんな! メビュームナイトシュートで、スペシウム・リダブライザーを撃て!!」

両拳を胸の前で打ち合わせるフェニックスブレイブ。
両手のブレスから同時に光が迸る!
メビュームシュートとナイトシュートを合体させたようなアクションを取り、腕を十字に組んで光線を発射する!!

スペシウム・リダブライザーを通過して増幅された光線が、エンペラを捉える!
さしものエンペラも、これはかなり効いている!?
あふれる光に包まれ、苦悶の声をあげるエンペラ。

小さく流れ始める「ウルトラの奇跡」をバックに、太陽復活に奮闘しているのは80,そしてタロウ!
太陽はかなり輝きを取り戻している!!



ウルトラの父「エンペラ星人!! 地球を照らす太陽の光は消せはしない!!」
エンペラ「何故だ、ウルトラの父!! なぜのうのうと太陽に照らされている命を救おうとするっ!! 闇こそが、永遠の世界なのだあっ!!」

苦しみながらも、ウルトラの父に向かって反問するエンペラ。

ウルトラの父「光があるからこそ、闇もある。闇があればこそ、また光もあるのだ」



マリナ「私たちは今日まで、勝利を信じて共に戦ってきた!」

ジョージ「ああ! 地球の未来が今、俺たちに託されているんだ!!」

コノミ「どんな強敵にも、負けずに戦ってこれた私たちなら!」

テッペイ「地球も、必ず守り抜ける!!」

リュウ「そうだ……俺たちに叶えられない夢なんてない! たどり着けない未来もない!!」



黙って前を見据えているミライ。



エンペラのしぶとさの前に、徐々に崩壊が始まるスペシウム・リダブライザー。
だが、サコミズは語りかける。

サコミズ「信じるんだ。我々の力を。我々の未来を!!」



?「サコミズ……サコミズ……!!」

サコミズの背後から、白く眩い光が語りかける……

?「共に行こう……今こそ君の力が必要だ……」

笑顔で静かに頷き、光の中に歩んでいくサコミズ。
そして……



ウルトラマンと同じ変身音の中、現れた姿は……

胸に輝くスターマーク。

ゾフィー隊長!!



サコミズとゾフィーは、あの宇宙での邂逅の時に、既に絆を紡いでいたのですね……

最後の最後まで引っ張った大ネタ、「ゾフィーの人間体」。
1年間を通じて、これだけ大きな存在感を発揮したサコミズ隊長だからこそ、納得できる。
他の人では、こうはいかなかったでしょう。
貴方の演技が、この作品に一本の筋を通し、良い緊張感を与え続けてくれていたと思います。
本当にありがとうございました。



フェニックスブレイブに並び立ち、M87光線を発射するゾフィー。
フェニックスブレイブも、現れたゾフィーに向かって小さく頷く。
腕を十字からL字にずらし、さらに光線を放ち続けるフェニックスブレイブ。



光の世界に立つGUYSジャパンの面々。

サコミズ「みんな! もう一息だ!!」
リュウ「いくぜ! これが俺たちみんなの、最後の戦いだ!!!」



リュウにならって、胸のGUYSマークに手を当てる6人。



ついに耐えきれず、3万年前の古傷から光があふれ出すエンペラ星人。
そこを必死に手で抑えるが、今度は先ほどの戦いでヒカリによって、そしてザムシャーの剣によって与えられた傷が開き、そこからも光が!!!


ゾフィー=サコミズ「今だ!!! みんな!!!」

エンペラ「予は! ……暗黒の皇帝……光の国の一族などに破れはせぬうぅっ!!!」



光線を放つのをやめ、両腕を身体の前にかざすフェニックスブレイブ。
メビウスブレスとナイトブレスから光が走り、全身が燃え上がる!!



これは……フェニックスメビュームダイナマイト!!!???



その輝きはスペシウム・リダブライザーを通過するが、その威力の凄まじさのため、装置は最後の役目を果たすと同時に砕け散ってしまう。
だが、その威力は確実にエンペラ星人を捉えた!!!



エンペラ「何故だ!? 何故予がウルトラマンごときに……っ!!!」

傷口から溢れる光を必死に掌で押さえながら、苦しげに呟くエンペラ星人。

エンペラ「予は……ウルトラマンに負けたのではない!!
 ……そうか……人間の、ちっぽけな『希望』という光に……ウルトラマンと……人間の絆に……負けたのか……
 予が……予が……光になってゆく……………


そしてその頃、太陽も……
ウルトラ兄弟たちのおかげで、その輝きを取り戻していた!!

暗雲は晴れ、まばゆい太陽の光が地上に降り注ぐ。
避難していた場所から顔を出し、喜び合う人々。

ミサキ女史も、まぶしげに空を見上げ、笑顔で呟く。
「太陽が……」

あなたの笑顔も、太陽のように輝いています。





戦い終わって……
ミライはウルトラの父に呼びかけている。

ミライ「聞こえていますか? ウルトラの父……
  ボク自身にしか見つけられないこと、大切なものは、今、確かにボクの胸の中にあります……」




並び立つゾフィーとヒカリに向かって、リュウは力強く宣言する。
「大丈夫! 地球は、俺たちの手で守っていける!」

その言葉に小さく頷き返すウルトラマンヒカリ。
ゾフィーと顔を見合わせ、宇宙へと飛び立っていく。

そしてミライは……

サコミズ「これで君も、ウルトラ兄弟の仲間入りだね」

ミライを笑顔で見つめるリュウ。が、その笑顔がふと消える。

ミライは、ファイヤーシンボルの描かれた自分のメモリーディスプレイを、サコミズに黙って返す。
サコミズも、それを無言で受け取る……



ミライ「最後の戦いが終わった今、ボクには新しい使命ができました! この星の人たちと共に得た、大切なものを、光の国の、新たなウルトラマンたちに伝えていきます!」

うつむいて口を真一文字に結んでいたジョージが、ふと顔を上げ、満面の笑みを浮かべて言う。
「いい顔してるぜ、アミーゴ!!」
ジョージ、そういう君も、最高にイイ顔だよ。

涙を浮かべたマリナが続ける。
「しっかりやんなさいよ!!」
姉御肌で気丈な君が見せる涙に、じーんときたよ。

テッペイはまっすぐにミライを見つめ、噛みしめるように言う。
「君と出会えて、本当に良かった!」
そのセリフは、私たちから君にそっくり返したい。

涙声で、コノミも言う。
「ずっと、応援してるからね!!」
君の応援に、どれだけ多くの人が励まされたことか。
これからも、ぼくたちは君のことを応援し続けるだろう。

最後まで黙ってうつむいていたリュウは、ひとつ大きな息をつき、笑顔を浮かべて、そして……



リュウ「……行けよ」



君はホントにいろんなことを体験したんだね。
憧れの隊長を失ったこともあった。
その隊長が、謎の超人として出現し。
そして、その超人は「ウルトラマン」になれた。
遂には、君自身がウルトラマンになった。

最後だから、もう一度だけ言わせてもらいたい。
君は本当に成長したなあ。



ミライは大粒の涙をこぼす。
「さようなら……今まで、ありがとうございました!!」



ミライの姿が光に包まれ、メビウスへと変わる。
そして、涙を振り払うかのように大きく息をつき、空へと飛び上がる。



それを追うように駆け出し、空に向かって叫ぶリュウ。
「ミラ〜〜〜イ!! ありがと〜〜〜〜〜う!!!」

テッペイ「身体に気をつけて〜〜〜!!」
コノミ「がんばってね〜〜〜!!」
マリナ「ミライく〜ん! 元気でね〜〜〜!!」
ジョージ「ミラ〜〜イ!! がんばれ〜〜〜!!!」

ゾフィーとヒカリの後を追うように、ウルトラの星目指して飛んでいくメビウス……



流れ続けるメビウスの主題歌をバックに、未来のクルーたちの様子が描かれる。

サッカーで活躍し、会心のオーバーヘッドを決めているジョージ。
グランプリで優勝し、笑顔でシャンパンをかけているマリナ。
医者として患者に接しているテッペイ。
幼稚園の先生に戻り、子供にいたずらで眼鏡を持っていかれているコノミ(笑)。

そしてリュウは……

黒く焦げ、あちこちでこぼこになりながらも、消えていないクルーたちの寄せ書きが入ったガンフェニックスの機体の一部が、額に入れて飾られている。
それを前に、白襟の隊長用GUYSジャケットを着た男……リュウだ。
笑顔で振り返り、ジャケットのファスナーを首まで閉めると、リュウは部屋を出て行く。
その部屋には、かつてのクルーたち全員、もちろんトリヤマさんやマルさん、ミサキ女史にサコミズ隊長まで一緒に映った写真が飾られている。

みんなみんな、最高の笑顔で……



そして現在。
新たな使命のために旅立ったメビウスを見送る、GUYSジャパンの面々が並んで立っていた……





1年間に渡り、これだけワクワクドキドキし、心の底から笑わされ、また泣かされた作品は、ホントに久しぶりでした。
色々あってリアルタイムで見られないことももちろんありましたが、土曜の5時半に家にいさえすれば、家族全員でTVを見守っていました。

各キャラクターの魅力、演じる俳優さんたちの魅力ももちろん、作品全体を通じて緻密に練り上げられたシリーズ構成、そして驚きの伏線の数々。
旧シリーズのキャラクターを、ただお祭りのゲストに持ってくるだけでなく、そのキャラクターを登場させる意味を明確に与えた点も、素晴らしかったと思います。もちろん、それを演じてくださった往年のヒーロー&ヒロインたちにも、感謝感激です。

「ウルトラマンメビウス」という作品と、それに携わった全ての人々に、私から「心からの言葉」を、あらためて一言。



ほんとうに、ありがとうございました!!!
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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
 光になっていった皇帝、彼もまた孤独だったのかもしれませんね。マジレンジャーのン・マを思い出しました。
 ガンフェニックスの破片と集合写真を最後に持ってきていたのも「友情」をテーマにしていた本作らしいと思いました。
 奇しくも今月号のマガジンZ掲載の「ウルトラマンSTORY0」はタロウ教官の修行時代、星の声に目覚めるお話。私もいつか、いや必ずそんな絆を掴みたいと強く願った土曜日でした。
Zephyranthes
URL
2007/04/01 01:33
こんにちは。お久しぶりです。
最終話は全部がいいシーン、いい言葉のオンパレードでした。
わたしも、(8月からちゃんと見たのですが)最後まで、「友情」「絆」のテーマがぶれることなく作り上げられたメビウスに、キャスト、スタッフに「ありがとうございました」と言いたいです。
当面、メビウスに浸ろうと思います。
kobokobo
2007/04/01 09:58
 お祭りが終わってしまいましたね。昨年円谷プロ見学に行った折、社屋内のポスターやらお土産にいただいた番宣グッズやらがやたら派手だったのですが、やはり40周年ということで力を入れていたのだな、と今になって思います。本当に、ミライ君、というか五十嵐君の成長も感じられて、感慨深い最終回でした。
tomoko
URL
2007/04/01 14:35
終わりましたね。
トリヤマもマルも、最後は「さすが!」といった姿を見せてくれました。
「ゾフィーの変身ポーズって、ああなんだ」という感動も。
ファントン星人はセリフなし? 「何のためにいたの?」とも思いましたが、GUYSメンバーに、勇気を与える役目があったんですね、きっと。

見た期間は短かったけど、見ごたえある作品でした。

さいごに……、
あれ(画像のフィギュア?)って、売ってるんですね(^^)
ショーヤ
2007/04/02 11:24
>Zephyranthesさん
「究極の闇」とも言える敵が、光となって消えていく……というラストは、余韻のあるシーンに仕上がっていたと思います。「闇があるからこそ光も輝く」というところが、もうちょっと綺麗に収まると良かったかもしれませんが、まあそれは欲ばり過ぎというものかもしれません。

>kobokoboさん
我が家も当分は、この余韻に浸りそうです。
その日のうちに最終三部作を通して見返したりしてましたし(笑)

>tomokoさん
ホント、終わっちゃったんですねえ……
これからのキャスト陣のますますの活躍に期待したいと思います。
Radcliffe
2007/04/02 19:23
>ショーヤさん
これまでもトリヤマ・マルのファンはいたと思うのですが(別の意味で(笑))、これまでそうでなかった人もファンになったでしょうし、これまでファンだった人はますますファンになったのではないでしょうか。
伊達にGUYSの補佐官&その秘書を務める人物ではなかったのだな、と感じられて、すごく嬉しかったです。
ファントン星人は、前回からの引き続きキャラでしたからね……
宇宙の友達代表として、カコと共に見守る役目があったのだと思います。

写真のフィギュアは30日発売だったそうで、昨日の博品館のイベントの際に店頭で売ってたのを早速買ってきてしまいました(^_^;)
Radcliffe
2007/04/02 19:23
とうとう終わってしまいましたねー。
本当に見ごたえのある最終回でした、最後は涙ぐんじゃいました>_<。
現在発売中の特撮ニュータイプのスタッフインタビューで、ラストのリュウ達5人がミライに言うセリフは脚本では空白になっていて役者のみなさんに任されたとかかれてましたが、皆さんのずっと演じられてきたキャラクターの中で出てきたとても良いセリフだと思いました。(他にもサコミズ隊長の田中実さんが1、2話の撮影後に「サコミズってゾフィーなんですか?」と役作りの一環+ウルトラ世代として聞かれていたなど、こぼれ話も色々あって楽しめました(笑)<特撮ニュータイプ

最後に今までメビウスの感想UPお疲れ様でした!今後電王のほうも楽しみにさせていただきます〜m(_ _)m
ひろ
2007/04/02 23:05
一年間にわたり読み応えのあるレビューをありがとうございました。
コスモスで再熱したウルトラ熱が正直、ネクサスでがったり下がって、何となくマックスとは疎遠、メビウスにもさほど期待は抱いていなかったのですが…。
Radさんのレビューが扉を開いてくれました。

>6人「G.I.G!!! メビウーーーース!!!!!」

最終回、ここを読んでて涙がにじみそうになりました。(きっと実物見たら泣く)

そうそう、ダンナに「サコっち隊長がゾフィー兄さんに変身した」つっても信じてくれないんですよ。
報告したのが4/1だったからかっ(笑)
十海
2007/04/03 14:08
>ひろさん
>特撮ニュータイプ
うお!! そんな記事が!! 買わなくては(笑)
でも、最後のセリフは俳優たちに任されたと聞いて、何だかすごくうなずける気がします。
彼らにとっては1年間を通じて、公私に渡りつき合ってきた「仲間」との別れですもの。きっと万感の思いを込めた、まさに「心からの言葉」だったのでしょうね。

こちらこそ、1年間おつきあいいただき、ありがとうございました。

>十海
>(きっと実物見たら泣く)
ええ、そりゃあもう泣けますとも。ぜひぜひ泣いてください。

私自身、放映前の時点では、メビウスが過去のウルトラヒーローを続々登場させると聞いて「単なるお祭り作品にならなきゃいいけどね」と、かなり冷めた気持ちでいたのですが、いざ放映が開始されたらそんな気持ちはどこへやらでしたよ(笑)

>報告したのが4/1
だったからでしょうね(笑)
Radcliffe
2007/04/03 23:09
我が家は3週間我慢して、31日にまとめて見たよ。
お陰で涙腺壊れて、最初っから涙がボロボロボロボロ出っぱなしで
止まらんかったよ(T_T)
(特に子供を絡めて何か言わせるのは良い意味で『卑怯』だわ)

唯一残念だったのは、複線張った『アヤ』『ヒルカワ』の描写
が薄くなったところかなぁ...(特に三部作中で『アヤ』とのシーン
を期待していたんだが。)

この際、もう一本劇場版を作ってくれんもんかねぇ
Fighter-KOU
URL
2007/04/05 20:18
>Fighter-KOUさん
よく3週間がまんできたねえ(^_^;)

>この際もう一本
諸手をあげて大賛成(笑)
Radcliffe
2007/04/06 23:45
お招きありがとうございます(^^)
相変わらず熱く素敵なレビューでございますね。
作品に対するRadcliffeさんの真っ直ぐな思いが全面に感じられます。
本当によい番組でございました。
この感動を一緒に味わえたことを幸せに思います。
Kyan
URL
2007/04/15 22:10
>Kyanさん
お越しいただきありがとうございます。
開始当初は全国で放映されないなど色々とありましたが、私にとってはKyanさんのところで周回遅れで読むレビューは、感動を反芻することができて嬉しかったです。

こちらこそ、1年間ありがとうございました。
また次のウルトラが、素晴らしい作品になりますことを祈念します。
Radcliffe
2007/04/16 08:10

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