ブロ愚 〜おろか日記 blog style〜

アクセスカウンタ

zoom RSS ウルトラマンメビウス:第33話

<<   作成日時 : 2006/11/19 23:04   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

「青い火の女」。
発火能力を持ってしまった美少女・ミサを救おうと奮闘するテッペイ。
だがその気持ちは焦りに変わり、ついにミライに対して言ってはいけない一言を……

大学の先輩から、「GUYSだから」という理由で、妹に取り憑いた悪魔を退治して欲しいと頼まれるテッペイ。
テッペイは医学を学ぶ学生であると同時に、非科学的なことに対しては批判的な目を持つ「科学の徒」であるということが、分かりやすく描かれていたと思いました。

その「分かりやすさ」を演出する上で、比較の対象として登場したのがインチキ霊媒師。
演じた赤星昇一郎さんは、「ウルトラマンコスモス」での「オヤジ星人」をはじめとして、ウルトラシリーズではすっかりお馴染みの顔ですね。もちろん、ウルトラ以外のシリーズでも、レギュラーとして活躍されている怪優(笑)です。いや、これ誉め言葉ですよ、マジで。

一方、美少女・ミサを演じた斉藤麻衣さんも、劇場版「コスモス2」等でのシャウ役をはじめ、ウルトラシリーズでお馴染みの女優さんですね。マックス役でも、ゲストの宇宙人役で出ておられました。
この方の現実離れした「お人形さんのような」美しさは、確かに宇宙人とか、今回のような「謎の美少女」役がお似合いという気がします。

そして、テッペイが目の当たりにしたのは、霊媒師のあまりの怖さ(笑)にパニックに陥ったミサが見せた「パイロキネシス」……

そういう非科学的なことは信じないんじゃなかった?とマリナにつっこまれるも、「この目で見ましたから」と答えるテッペイ。
しかも、それにはきちんと説明のつく理由があるのだ、と考えたところが「科学の徒」テッペイらしくて良い。

もちろん、ここで描かれている科学は、あくまで「すごい科学」(笑)なのですが、そういう世界観の中できちんと筋を通しておくことは、非常に大事だと思います。

ミサの身体の検査を進めるテッペイ。だが何もつかめないまま時間が経ち……
そして怪獣の出現。
しかし怪獣は、ガンウインガーからの一撃を受けただけで苦しみ、どこかへ消えてしまう。

レジストコード:人魂怪獣フェミゴン。
ドキュメントMATに記録されたその名を口にした途端、愕然とするテッペイ。
ミサが突然持った発火能力と、フェミゴンとの関係を一瞬にして洞察してしまう。
怪獣博士の面目躍如。

そして、ミサのいない病室に駆け込むテッペイ。
やはり……と唇を噛むその背後に、青い顔をしてうっそりと立つミサ。
その肩には、フェミゴンがガンウインガーから受けたのと同じ場所に傷が……

ドキュメントMATに記録された女性隊員は、ウルトラマンがフェミゴンを倒した後、分離して無事だった。しかし、今回はそれと異なる点がある。
それが、ミサが受けた傷……
このままフェミゴンを倒してしまえば、ミサもろとも死んでしまう危険がある。
何とか解決策をと必死に探るテッペイだが、手がかりすらつかめず焦るばかり。

合間に挟まるミサとテッペイの心の交流が、その焦燥感を一層あおり立てる。

そして、解決策が見いだせないまま、再びミサの姿が消え、フェミゴンが出現……

コンビナートを破壊し、発生した炎を食べてエネルギーとしているフェミゴン。
ミサのことを気遣って、攻撃できないクルー達。
「ボクが戦います!」と、変身するミライ。

しかし、決定的に手出しできないのはメビウスも同じ。
必死に組み付いてフェミゴンの動きを止めようとするものの、やがて振り切られ、フェミゴンの吐く火球を幾度も身体に受けて膝をついてしまう。

そんなとき、誰かの悲鳴が、メビウスの耳に届く。
コンビナートの作業員が、崩れた瓦礫の下敷きになって動けなくなったのだ。
そこへ迫るフェミゴン。
このままフェミゴンを放っておけば、あの人たちが……!!
咄嗟にメビュームシュートの発射態勢に入るメビウス。

テッペイ「やめてくれ〜〜〜〜〜〜!!!!!」

テッペイの叫びに、思わずハッとなって発射を中止するメビウス。
そこへ再び直撃するフェミゴンの炎。
倒れたメビウスを尻目に、悠然と消えていくフェミゴン。

基地内。
光線を発射しようとしたことについて、ミライにつっかかっているテッペイ。
ミライを責めるのは筋違いだとかばうリュウに、「コンビナートを守るためなら、彼女(ミサ)の命を犠牲にしても仕方なかった、そういうことですか!?」と、いつもの彼らしからぬ興奮ぶり。
恋は盲目……とは良く言ったもの。

しかし、ミライはそれに対して一言も言い訳をしようとしない。
普通なら、「あのとき、瓦礫の下敷きになっていた人がいた」……くらいは言いそうなものなのに。
それでも、ミライ=メビウスは「ごめんなさい! ボクにもっと力があれば……」と詫びる。

あのとき、メビウスはふたつの命を秤にかけてしまった。
ひとつはミサ、そしてもうひとつは瓦礫の下敷きになっていた作業員。
現実には、そういう状況は起こり得る。
そういう場合、両方を救うことは非常に難しい状況もありうるだろう。
でも、メビウスは「ウルトラヒーロー」なのだ。
両方を救うことができなければ、「ウルトラヒーロー」たりえない。

だから、あのときミライは謝ったのかも知れません。

しかし、それでも素直にはなれないテッペイ。
「謝ることなんかないよ……ミライくんは正義を守るウルトラマンだからね!
 でもぼくは彼女を守る! そう約束したから」


さすがに「それはボクだって……」と反駁しようとしたミライを遮り、とうとうテッペイは「言ってはいけない一言」、否「言って欲しくなかった一言」を……

テッペイ「ぼくは人間として、彼女を見捨てることはできない!!!」



しん……と静まりかえる指令室内。



異星人と地球人が「仲間」としてやっていく上で、これは避けようがないことなのかもしれません。
それに、この場合は「ウルトラマン」と「人間」という対比で描いていますが、似たような状況は日常の中でもたびたび起きうる話です。
些細な価値観の相違、立場の違い、経験の差、考え方のずれ……それらが原因で引き起こされる人間関係における摩擦。
「人間関係」の根本に突きつけられた、非常に難しいテーマであると言えるでしょう。

無邪気に笑いながら、女性看護士に向かって「大勢の人を救うためにGUYSに入りたい」とのたまうミサ嬢。
それを陰から見つめて、自分の無力を嘆くテッペイ。
このときのテッペイの嘆きの表情が実にイイ!
やはり彼はいい役者です。

そして、そんな「煮詰まり」状態のテッペイを、表に誘うサコミズ隊長。



サコミズ「医者もGUYSも、同じ人の命を守る仕事だ……前にお母さんにそう言ったそうだね」
テッペイ「ハイ……」
サコミズ「ただ、どんな優れた医者だって、すべての患者さんを救えるわけじゃない。悲しい結果を受け止める時もあるよね」
テッペイ「…………」
サコミズ「でもさあ……テッペイのお父さんにしても、それで医者をやめたりはしない。なぜだと思う?
 ……どんな結果が待っていようと、あきらめず、最後の最後まで精一杯頑張る。人の命を守る仕事ってのは、そういうことじゃないかな……?

黙って話を聞いていたテッペイは、何かを決意した表情で「失礼します!」と一言言うと、再び指令室に戻り、ミライに声をかける。
それを立ち上がって迎えるミライ。そして、その様子を静かに見守るクルー達。

クルー達の視線を気にしながらも、テッペイはしっかりと言う。

テッペイ「さっきはゴメン……ひどいことを言ってしまったね」

そう、自分が悪いと思ったときは素直に謝る。それでこそ栄えあるGUYSのクルーだ!
偉いぞテッペイ。お父さんは嬉しい(爆)

誰がお父さんやねんというツッコミはテッペイにのみ(ry

テッペイは続ける。
「あきらめたくないんだ! 最後の最後まで……」

ミライの表情に笑顔が浮かぶ。
「テッペイさん……ボクも手伝わせてください!
 一緒に、ミサさんを助けたいんです!」

取り囲んでいたクルー達も、テッペイの肩を叩いたりして無言の友情を示す。
ニッコリ微笑んで見守るサコミズ。



「できたぞ〜〜〜〜!!!」

テッペイ、君どこの早川(ry

「スピリットセパレーター」なるメテオールを完成させ、意気揚々と説明するテッペイ。
横から補足するミライだが、「エネルギー素粒子」という言葉を発する時にいかにも「言い慣れない言葉を言ってます」という雰囲気が漂ってる気がするのは私だけですかそうですか(笑)

その頃、再びミサの中で目覚めるフェミゴン。
病室の花瓶の花が突然燃えあがる。

夢遊病のように表を歩くミサの後を追うテッペイだが、炎に阻まれてしまう。
涙を流しながらテッペイに助けを求めるミサ。その姿が、青い炎に包まれ、消える……!

そして再びコンビナートに出現するフェミゴン。
それを追ってメビウスも飛来。
メテオールショットを手に、メビウスとフェミゴンの戦いを見守るテッペイ。
苦心のメテオール「スピリットセパレーター」をセットし、呟く。
ミサが贈ってくれた手製のミサンガを見つめながら……

テッペイ「……たとえどんな結果が待っていようと、最後の最後まで、ぼくもあきらめない!!」

必死にフェミゴンの動きを止めながら、テッペイに向かって促すように頷くメビウス。
応えて頷き返したテッペイは、「ミサさん……必ず君を救ってやる!」と叫びながら、メテオールショットを発射!

狙いは過たずフェミゴンを直撃。
フェミゴンの身体が、青白い光に包まれる。

テッペイ「今だ! ウルトラマン!!」

フェミゴンを抑えていた手を離したメビウスは、素早くとんぼを切って間合いを取り、メビュームシュート!!

まぶしい閃光に包まれるフェミゴン……




そして、ミサは退院の日を迎えるが……

こ、これは!?とイヤな予感を覚えた瞬間、基本パターン通りの「すれ違い」。
思わず苦笑いしてしまいました(^_^;)

ミサはフェミゴンに取り憑かれてからの記憶を全てなくしていた。テッペイのことも含めて……

哀愁を帯びたテッペイの背中。
ミライに声をかけられ、こっそり涙を拭う仕草をしてから振り返るテッペイ。
「これで良かったんでしょうか?」と浮かない顔のミライに、

テッペイ「ぼくらはベストを尽くした。そして彼女を救った……約束を果たしたんだ。それで十分じゃないか!」

そして、最後の一言は、ミライにとっても、そしてファンにとっても、とても嬉しい一言でした。

テッペイ「たとえ何の代償がなくても、最後まで頑張る。医者も……GUYSも……それに、ウルトラマンもね」
このコンテンツをご覧になるには、最新のFlash Player Plug-inが必要です。ダウンロードはこちら>>

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
最後の五分間だけ観たんですが。

…れ、レオーッ!
thalion
2006/11/20 08:54
>さり
うむ、言い忘れていましたが、次回のゲストは「ウルトラマンレオ=おおとりゲン」こと真夏竜さんです。見るしか!
Radcliffe
2006/11/20 15:00
来週から、レオとの修行ですねっ。がんばれ!!ミライ=メビウス!!!
そして、その前にグッドタイミングなストーリーでした。
ミライ=メビウスがわかっているからこそ、のストーリー。よかったです。
kobokobo
URL
2006/11/20 22:44
>kobokoboさん
おっしゃる通り、ミライ=メビウスの正体バレがあるからこそできるエピソードですよね。今回はテッペイでしたが、人間の感情の機微を描いた良編であったと思います。
Radcliffe
2006/11/21 11:30

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ブログパーツ
このコンテンツをご覧になるには、最新のFlash Player Plug-inが必要です。ダウンロードはこちら>>
ウルトラマンメビウス:第33話 ブロ愚 〜おろか日記 blog style〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる