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zoom RSS ウルトラマンメビウス:第19話

<<   作成日時 : 2006/08/23 01:13   >>

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「孤高のスタンドプレイヤー」。
他者にはない才能を持つ「天才」であるがゆえの苦悩を描いたお話。
テーマ的には第5話で描いたこととかぶってはいるのですが、「そうされることに慣れてしまっているジョージ」という描き方で、ジョージの人物像に対するリアリティを深めることに成功していた気がします。

冒頭に登場する新型銃「メテオールショット」。
これもオモチャ化されるんだろうか(笑)

使用する場合にはメモリーディスプレイを装填。GUYSメットを通じて大脳皮質から直接ターゲットを認識し、必ずヒットするというスグレモノ。
銃口がなぜか3つあることをジョージが指摘するが、テッペイの説明では「アメイジング・トリプルは役に立たない機能」なのだという。
理論的には3発同時に発射して3つのターゲットを狙うことが可能なのだが、人間の空間認識能力では、同時に3体も狙えるわけがない、というのがその理由。

ジョージ「じゃあこれは、オレが使うことにしよう」

言い放つジョージに「お前、今の話聞いてたよな? おまえ……人間だよ?」とつっこむリュウ。

その頃、宇宙空間から迫る怪獣ディガルーグ。
GUYSスペーシーが攻撃し、撃破した……はずが、なぜか地上に出現したとの報が。
しかも3体同時に……

しかし、センサーに映っているのは1体だけ。
それが実体だ!と意気込んで射撃するリュウ、ミライ。

ところが、撃った弾はディガルーグを素通りして街を破壊してしまう。
それぞれのセンサーに映っているのが別の個体らしい。

じゃあ残った1体が実体だろう、と地上からトライガーショットで攻撃するジョージ。
しかし、これまた素通りし、危うくビームがミライのガンウインガーに当たりそうになる。

3体とも虚像なの?といぶかるコノミ。虚像に街を破壊できるわけねえだろ!と怒鳴るリュウ。
混乱するGUYSクルー達。

しかし、ジョージは3体の様子を見て、何かに気づいた……?
そして、3体同時に撃つ、とメテオールショットの使用許可を隊長に求める。

隊長は「焦るな」とジョージを止め、テッペイの分析を促すものの、テッペイも混乱の極みに達しており、「とにかく、3体の怪獣を同時に狙うなんて人間には不可能なんです!」と主張するのみ。

指示を無視してメテオールショットの射撃体勢に入るジョージだったが、その眼前でディガルーグは突如消えていく。

基地に戻り、ジョージにかみつくリュウ。
じゃあお前に何か他に考えがあったのか、と、妙に冷たく切り返すジョージ。
テッペイは、作戦立案は自分の責任なのに、自分がテンパって状況分析に手間取ったから……と詫びようとするが、リュウに「黙ってろ」と遮られてしまう。

「あーおっかねー」と言いつつ、メテオールショットのアタッシュを手に去ろうとするジョージ。
その後ろからリュウが、昔からのジョージのスタイル……カッとなると自分一人で突っ走ってゴールを決めていた……の話を持ち出す。

リュウ「何も変わってねーじゃねーか! 結局お前はスタンドプレーしかできねーのかよ!」

ジョージ「……それでも……おれはいつだってゴールを一人で決めてきた。お前にそれができるか? アミーゴ……」

熱くかみつくリュウに対して、ひどくクールにいなすジョージ。
これまでの雰囲気とは違ったリアクション。



ジョージの部屋。メテオールショットの手入れをしているジョージ。
そこへミライが入ってくる。
「おれの前をちょろちょろ飛んでると、いつ撃ち落とされても知らないからな」
うそぶくジョージに、ミライは激しく噛みつく。

ミライ「そうじゃないでしょう! 何でちゃんと話さないんですか!!」

アメイジング・トリプルを使おうとしたのには理由があったはず。だったら、そのことをちゃんと話せば分かってもらえるんじゃないか。ミライはそう主張する。
しかし、ジョージの答えは……

「お前にオレの見ている者が見えるか?
 オレに見えるものは、他の人間には見えない。だから……
 話しても無駄なんだよ

淋しげな笑顔を浮かべて、そう言い切るジョージ。



そんなジョージの言うことを、何となく分かるというマリナ。
超人的な感覚を持つ者同士、通じ合う部分があるということでしょう。
人並み優れた感覚を持つがゆえに、人から理解されないことに対して慣れてしまった……否、慣れるしかなかったのだと。

過去を思い返すジョージ。
必死に自分の話を聞いてくれるよう監督に訴えるサッカー選手時代のジョージ。
だが監督も、そして他の選手達も、まるで取り合ってはくれない。

マリナ「ジョージは一人で突っ走って……一人でゴールするしかなかったの」



その頃、ディガルーグとの戦いを一人必死に分析しているテッペイ。
何かが分かったらしく、頭を抑えて呟く。
「ジョージさんの言った通りだ……やっぱり3体同時に叩くしかなかったんだ……
 ジョージさんにはきっと何か見えてたんだ……」



基地のベランダに立つリュウとサコミズ隊長。
リュウがサコミズに相談を持ちかけているらしい。

「オレには、ジョージやマリナみたいに特別な能力はねえから……わかんねえっす。人に理解されない、孤独とかそういうのって……」
呟くように語るリュウに、サコミズは言う。

「そんなのは特別なことじゃない。誰にだってあることだ」

自分にとって当たり前のことが、人には当たり前じゃないこと。
自分にとってとても大切なものが、人には全然つまらないものだったこと。
一度もそんなことはなかったか? と、リュウに問いかけるサコミズ。

「分からないのが当たり前なんだ。だから分かってもらいたくて、一生懸命伝えようとする。ただジョージみたいに、あんまり長いこと理解されないと、ちょっとキツいだろうな……」

おのれの性格考えて、ボクシングとか柔道とか一人でできるスポーツにすりゃ良かったんだ……と言うリュウに、サコミズは笑って「もしかしたらジョージにとって、君たちが生まれて初めてのチームになりかかってるのかもしれないじゃないか」と言う。
肩をポンと叩かれ、ニッコリ笑顔のリュウ。

そこへ再びディガルーグ出現の報が。
出現予測地点付近には高エネルギー素粒子研究所があるという。
させるか!と出撃しようとするリュウを止めてテッペイは「このまま行っても前回と同じです」と言う。

テッペイの説明によれば、ディガルーグは3体でひとつの実体を持っているという。どのディガルーグも1/3ずつ本物であるという、「確率論的存在」なのだそうな。
理屈を聞いてる暇はねえ!と相変わらず短気なリュウに、「3体を同時に叩くしかない」というテッペイ。

方法はただひとつ。
アメイジング・トリプルを使って3体を同時に叩き、攻撃可能な1体に実体化させること。
そしてそれが成功するかどうかは、ジョージに賭けるしかない……!

ジョージ「ミライ、オレを3匹が現れる場所のど真ん中に降ろしてくれ。ヒーローの感じでな!」

やがて再び実体化するディガルーグ。
3体の真ん中で、不敵に微笑むジョージ。
その目が、鋭くディガルーグのツノを睨む……

ジョージには見えている。
ツノの輝きが、それぞれに点滅していることが……
そして、その点滅が、実は同期していて、3体をグルグル回っていることも……

ジョージ「前の戦いで見たのと同じ……1/3ずつ本物……姿はいくつあっても、あの光はひとつだ!!」

メテオールショットに口づけして、素早く構えるジョージ。
発射!!!

全弾命中!!!

「すごい!」と叫ぶミライ。
「てか基本だ」とクールに微笑むジョージ。

波動関数が収束し、1体に実体化していくディガルーグ。
機を逃さずマニューバモードを発動し、スペシウム弾頭弾を浴びせるリュウのガンウインガー。
これまた全弾命中!

「アディオス、ディガルーグ」
クールに立ち去ろうとするジョージだったが……

ディガルーグはほとんど無傷!!

テッペイ「逃げてください! 攻撃可能な1体はこれまでの3倍の破壊力を持ってるんです!」
ジョージ「そういうことは先に言っとけ〜〜!!」

必死に走るジョージ、その背後から火球を吐いて攻撃するディガルーグ。
至近距離で爆発が起こり、吹っ飛ばされるジョージ。

ジョージのピンチに、変身するメビウス!!
出現と同時にディガルーグに蹴りを浴びせるが、あまり効いた様子がない!!
逆に火球の一撃を食らって吹っ飛ばされる。
ディガルーグの圧倒的攻撃力の前に、ほとんど防戦一方のメビウス。

一方、吹っ飛ばされた衝撃からなかなか立ち直れないジョージ。
そこへ「今行くぞ〜〜〜〜!!!」と喚きながら走ってくるのは……リュウ!

ジョージは「来るな!」と叫ぶが、リュウが聞く耳を持つわけがない(笑)。
痛みをこらえ、あえぎながらも、少し嬉しそうなジョージ。

走るリュウの至近で火球が爆発!!
吹っ飛ばされるリュウ。

「リュウ!?」
心配するジョージだが、リュウは煤だらけの顔でむっくり起きあがり、
「よう! 待たせたな」

プッと吹き出し、笑いをこらえるジョージ。

ここの二人の掛け合いは、実に間がいい。

危険地帯から二人が遠ざかったのを確認したメビウスは、再びディガルーグに挑んでいく。
ツノから発せられたビームを間一髪でかわすと、メビウスブレイブにチェンジ!!

メビュームナイトブレードで、ディガルーグの放つ火球を切り払い、切り払い、ツノのビームを受け止める!!
押し戻されつつも必死にこらえて、一瞬の踏み込みでツノを切り払う!!
たじろくディガルーグに体勢を整える暇を与えず、身体をスピンさせながら切りつける!!

一刀両断!!!

前半の防戦一方の戦いから、一気にとどめを決めるシークエンスは、怪獣プロレスの王道か(笑)



ガンローダーに乗って帰途につくジョージ。腕は三角巾で吊っている。
テッペイが無線で、ひとつだけ教えて欲しいという。

テッペイ「最初の市街戦で、どうしてジョージさんは3体のディガルーグが1/3ずつの実体を持ってるって分かったんです? あのとき一体何が見えたんです?」

ジョージ「おれは……3体のディガルーグを見た」

息を飲む一同。
「……それで?」と先を促すマリナ。

ジョージ「……メテオールショットに、銃口が3つあるのを思い出した!」

ミライ「……へ?」

ジョージ「当然、新しい銃の機能を試したくなるだろ? 3体の怪獣を同時に撃てる機会なんて、そうはないからな!」

マリナ「……てことは?」
リュウ「……んも見抜いてねーじゃねーかぁ!!!」

ニッコリ笑ってジョージは言う。

ジョージ「だからテッペイ! あのときのお前の判断は間違ってなかったんだ! オレは見ただけで、何も分かってるわけじゃない!!」

このジョージの台詞は、恐らくは半分以上真実でしょう。
おそらく「見えて」はいたのでしょうが、自分が見たものの意味を理解するためには、テッペイの説明を聞く必要があった、と。
ディガルーグのツノの光はひとつ……というからには、厳密な意味で同時に攻撃するのでなく、光の点いた瞬間に当たるようにタイミングを微妙にずらす必要があったはずですし。

リュウとマリナが互いに争うように悪態を並べ立てているのを無線で聞きながら、ミライが笑顔でジョージに言う。「帰ったら大変ですよ、ジョージさん」
ジョージはこともなげに軽く答える。

「そういうのも楽しそうじゃない? なんかチームっぽくってさ」



総評。
分からないのが当たり前、だから分かってもらいたくて……というこのテーマは、養老孟司さんの「バカの壁」ですね(笑)。前に「セイザーX」でも同じテーマの話があったように記憶していますが。
こういったテーマの話は好きですし、ジョージの性格描写が冒頭述べた理由でこれまで以上にリアリティを帯びていたこともあり、非常に楽しんで見ました。

ただ、ツノの光がひとつ……ってのは、きちんと説明すれば分かってもらえたと思うぞ(笑)>ジョージ。記録映像をスローモーションで分析すれば、光の明滅が同期してることもすぐに分かったはずだし。
まあ、些細なことですけどね(笑)



次回「総監の伝言」。
トリヤマは総監に会えるのか?(^_^;)
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